【ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修へ】介護職員初任者研修は、介護保険制度が始まる前から介護の資格として広く認知されてきた、ホームヘルパー二級資格が変更されて新たに作られた資格です。
ホームヘルパー2級の時は、介護事業所での4日間の実習があったものの、名称の通り訪問介護や在宅介護の内容が中心のカリキュラムで構成されていました。
しかし、時代の流れとともに施設型の介護サービスが増加してきた中で、在宅介護中心のカリキュラムだけではなく、施設型の介護も含め幅広い知識や技術を学べるように介護職員初任者研修は作られました。
【最初は介護職員初任者研修から学ぶのがおすすめ】これから家族介護をはじめ介護の仕事をしようと思っている方や、
初めて介護の資格を取得する方には、介護職員初任者研修から学ぶことをおすすめします。次のコーナーで新しくできた「生活援助従事者研修」や「入門的研修」もお伝えしますが、
介護職員初任者研修のカリキュラムは、介護に関わる制度的なことから実務的な知識、こころとからだのしくみ、基本的な介護技術をしっかりと学ぶことができます。家族介護をするにしても、仕事として介護に関わるにしても、必要なことが一通り学べることができます。
仕事で介護に関わる方は、将来的に実務者研修を取りたいという方もいますし、介護未経験・無資格から実務者研修を取ることも出来ますが、時間的に余裕があるのであれば、
なるべく介護職員初任者研修を最初に取得して現場を経験し、頃合いを見ながら介護福祉士に向けて実務者研修を受講していくという流れが、とてもスムーズで学ぶ習熟度も高めていくことができます。【介護職員初任者研修の内容】
研修実施団体:都道府県又は都道府県知事の指定した者
受講費用:5万円~8万円程度
※受講料は学校により異なります
時間数 :130時間
※通信制カリキュラムの場合は、30時間程度を通信添削課題に置き換えることができるため、授業の時間数は概ね100時間程度となります。
授業日数:概ね15日間から18日間程度
※通信制カリキュラムの場合で、授業日数は学校により異なります。
受講形態:職業訓練などで行われる場合には、全て通学制のコースですが、通常は通信添削課題(主に問題集型のレポート)を併用して、通学する日数が16日間程度のコースが主流です。
☝ここがポイント資格を取得することが目的ではなく、資格を取得する際にどれだけ多くのことを理解し、資格をどのように活かすかが大事ですから、受講日数を短縮するために1日の受講時間が長すぎたり極端に受講日数が少ないコースなどを受講する場合には気を付けたほうが良いでしょう。
資格を取っても身につかなければ時間もかかった費用も無駄になる可能性があります。大体の目安は、受講日数が概ね16日間程度のコースを基準にするとよいでしょう。☝ここで豆知識ホームヘルパー2級資格の時には、カリキュラムの中にレクリエーションに関する科目がはいっていましたが、
介護職員初任者研修ではレクリエーションに関する科目がなくなりました。しかしながら、介護現場ではレクリエーションの知識や技術を求められることが多々あります。デイサービスや施設型のサービスを提供している介護事業所では、ほぼ毎日のようにレクリエーションの時間があります。
ただでさえ人前に出るのが苦手な人からすると、レクリエーションの知識・技術を学んでいなければ、とても苦労されると思います。
最近では、介護のレクリエーションに特化した資格講座も出てまいりましたので、余裕がある時に受けておくと良いのではないでしょうか。
神奈川・東京エリアの介護レクリエーション講座↓
【神奈川・東京のレクリエーション介護士2級講座】【その他、サポート体制やアフターフォローも事前にチェック】介護職員初任者研修を学ぶ学校によっては、就労支援をしてくれる学校や卒業後のアフターフォローなどが充実した学校など特色も様々です。
事前に以下のサポートがあるかをチェックしてみてください。
<介護の学校を選ぶチェックリスト>☑通いやすい曜日や時間帯のカリキュラムか
☑休んでしまった場合の振替補講の受けやすさ
☑将来的に実務者研修を受講する際の免除科目の対応は問題ないか
☑評判は悪くないか
☑職場見学をはじめ就労支援のサポートはあるか
☑卒業後のフォローセミナーは充実しているか
資格取得には時間もお金もかかるので、どうせ学ぶならしっかりと教育に力を入れた学校を選びましょう。介護未経験・無資格でも安心して、介護職員初任者研修を取得できる学校の情報はコチラ↓
【介護未経験・無資格者用の介護職員初任者研修】